第69話

眠気に耐えかねるので簡単に記録する。

TOHOシネマデイで安かったので映画を3本見た。読後感だけ一行記す。

・007スペクター
すげえ金かかってんな。

・ピンクとグレー
遊び心は良いけど微妙だった。

・ブリッジオブスパイ
スピルバーグの骨太ヒューマンドラマ。見れてよかった。

帰ってエピソード5を見てたけど限界。眠る。

第68話 スターウォーズ2~4を一気に見る。

お正月に録り溜めたスターウォーズエピソード2,3をようやく見た。この二作は劇場公開当時小学生だったが、きちんと劇場で見た。なのでものすごく思い入れがある。人生で初めて映画にどっぷりハマったのはスターウォーズが最初のはずだ。ガキでもスターウォーズの"あの"世界観に引きずり込まれていた。マジでジェダイに憧れたな〜。ライトセーバーのおもちゃとか持ってたもん。青色の光るやつ。あの頃からオビワンに憧れてたんだなー。

抑えられなくなってamazonプライムのビデオで4も見た。最高だった。

フォースの覚醒公開前に周りの人間に話を聞いたら、過去に見て世界観にどっぷりはまったやつか、1作も見たことないやつかのどっちかだった。過去にどっぷり浸かった側のやつの顔を思い返して、その共通点を見出してみたんだけど、幼少期に一度でもスターウォーズにハマったやつは、誰かや何かに強く憧れがちだったりする。そしてその憧れが実際に、行動や経歴、人格にまで影響を及ぼしてる。あとは音楽映画のその他ジャンルに何かと関心が飛び火するやつだ。あとは言葉にはし辛いけど何か共通のロマンチシズムみたいなものがある気がした。

マジで半数のはまる人間にどっぷりはまって、あとの半数の人間は首を傾げる映画なのだなと思う。

俺は基本的に映画を見てる途中に飽きるが、スターウォーズだけは全然飽きない。もはや癒し。俺にとってスターウォーズとは癒し。

個性的で魅力あるキャラクターばかり出て来るのが一番最高なところかなぁ。悪役は悪役で魅力的だしなぁ。

あーもう最高。エピソード4の最後のデススターのハンソロとかもう最高。もう、本当に最高。あれが分からないやつとは一緒にお酒飲めないよ。

第67話

芸術家は創作意欲と自信のなさの間を行ったり来たりしている。自分のことを芸術家と呼ぶのはあまりにもおこがましいけど、今、その気持ちがよく分かる。昨日散々自問自答した"Nowhere(仮)"は今日起きて聞いたら、「まあいいか」という気持ちになった。だいたいこのアルバムは何のために作っているんだ。誰かに聞かすためか。有名になってちやほやされるためか。たしかにそれはある。だが、これは自分との戦いだと最近は身にしみて思う。大勢でワイワイシンガロングしながら作っている楽しいレコーディングではなく、低予算と人脈のなさゆえに自分の部屋で一人ギターを弾き鳴らしパソコンとにらめっこしながら作っているのであり、言って見ればすべてにおいて孤独だ。製作している段階で、他人の意見がない。だからこそ少しでもほめられると嬉しいのだろう。もっとほめろ、もっとほめろよ。

 

内定先からのメールに返信を返した。ついに社会人生活が始まってしまうのか。社会人がはじまるまでの数ヶ月は旅行に行くのもいいけど、漫画を読んだりDVDを見たり部屋で何日もたらたらするのも贅沢な時間の使い方であり、それはそれでありかなあと思った。というわけで、Amazonのプライムビデオで映画”フラッシュダンス”を見た。吹き替え版で見た。去年あたりなら、この手の80年代アメリカ感満載の、社会の浮かれ具合を感じてしまうファッション映画はくだらないと切り捨てていたが、今なら見れる。心のゆとりができたのだろうか。同じくMV感覚で構成されたトム・クルーズ主演の”トップガン”は、一昨年あたりの余裕のない時期に下らなさに呆れてしまった。さて、この映画は、ストロボライト(明るく白い光と暗闇が瞬時に交互に切り替わる演出)でダンサーが踊るシーンがある。このシーンを当時劇場で見た人はさぞ斬新さに驚いたのだろうと想像する。作り手もこのワンシーンをやりたいがために映画のストーリーを作ったのかなと思った。主人公の女の子は可愛くて踊ってるシーンは最高にセクシーだし(溶接工でアルバイトしている点は疑問だが)、映像としては綺麗な場面も多かったし、何より音楽に時代を感じたので良しとする。やっぱり音楽と映画は一番わかりやすく時代を後世に伝えるものだと思う。作っている本人たちの意図しないところで時代を感じるから面白い。

 

曲ができそうにないので今日は遊んだ。遊びでやってるつもりが止まらなくなり、簡易ミックスしてサウンドクラウドに載せたので聞いてください。解説すると俺のギャグ感をそのまま音楽化した。ダークでシュールでシリアスでカオスで知的なのだ。考えるな、感じろ。

soundcloud.com

 

明日は出かけようかな。曲も作らなきゃな。

 

PAELLASの新しいアルバムを聴きながら夜散歩をした。よかった。都会の音楽だと思った。ずるいな、やるべきことはたくさんある。

第66話

朝から夕方までバイトだった。暇だった。特に午後がひどかった。4時間くらいひたすらネットサーフィンをしているだけで時給1300円。社員のおっさんもゆるい。ネットサーフィンしてても何も言われない。ウトウトしてても何も言われない。将来的には今日のように座ってるだけでそれなりのお金を稼ぎたい。

疲れたこともあってか音楽を作ることで悩んでしまう。先日作った"Nowhere"はシンセポップ的な曲なのだが、これは自分のやりたいことなのだろうかと考えてしまった。考えて、頭の中をこねくり回してしまった。バンドでやることを考えたポップな曲だが、本当はもっとダウナードラッグみたいな曲をやりたいんじゃないのか。願わくば、初期のThe Verveみたいなヤバイバンドになりたいんじゃないのか。
とりあえず疲れたので一晩寝て考えることにした。
やっぱり変に影響されちゃうので同世代のバンドの曲を聞きすぎるのは良くないのかもしれない。
ちょっと疲れすぎてんだよね。

デヴィッド・ボウイが死んだ。人類史上を見ても圧倒的なポップスターであるけど、昔のアルバムを数枚聞いただけで、新作もまだ聞いてない。あとは戦場のメリークリスマスツインピークスの演技を見ただけだ。でも、俺が直接影響を受けたものにボウイは影響を与えていて、その結果今の俺がいるので、ボウイがいなければ今の俺はいない。とにかく感謝している。

ある時代に生きた人がだんだんといなくなっていって時代は変わる。もう20世紀じゃないんだ。俺らが生きるのは今の時代。2010年代、俺はこの時代がとにかく好きだ。遠い未来振り返ったらきっと思い入れのある愛すべき時代なのだと思う。

第65話

雑記

なんで40そこらより上の年代の人って若い人に説教したがるんだろう。しょうもない。価値観が違うんだから。自分はそういう大人になりたくない。

一番嫌いな人間は、他人の悩みとかに「そんなことで悩んでるの?」とか言っちゃう野郎。人それぞれ物差しがちがう。悩むことも人それぞれ違う。こういう人間は他人の痛みに鈍感で、想像力のゴミみたいなやつだと思う。頼むから、俺の眼の前からは速攻消えてなくなってほしい。

付き合う人間は自分の鏡だという。変わりたかったら、付き合う人間を即変えるのも手だけどそれは長年仲良くしていた人に対して失礼なので、自然と人付き合いが変わるのが一番だ。

本は読まないといけない。本をよく読む人間は顔が違う。この微妙な違いは多分本を読んでる側にしか分からない。少なくとも、駅で他人と小競り合いしている人間の中で本を読む人間はほとんどいないと思う。

顔が違うと言えば、海外にしっかりと将来を見据えた目的を持って行った人間の顔もやはり違う。単に海外に行くだけでは実りがない。海外に行く際はしっかりとした目的意識が重要だ。海外に留学しただとか、よく海外に行くだとかするやつは多分ゴマンといるけれども、目的のないやつはしょうもないやつだ。

年収は器の大きさに比例すると思う。最終的には、稼いだ時、どれだけ自分以外に還元できるかということだ。海外のセレブやアーティストは何かとチャリティやるだろ?あれは見くびっちゃいけない。偽善だとかなんだとかほざいてるやつはほっとけばいい。自分が世界をこうしたいと思うことに全力で挑めばいい。

最近の日本のバンドはかっこいい。特に海外志向のバンド。日本のバンドが海外のフェスとかにバンバン出る時代も遠くないんじゃないか?アイドルが落ち着いてきたので今度はEDMかバンドが来る。

ミキシングが難しい。なんか浮き足立ったサウンドになってしまう。ずしっと構えた音にしたい。

おい!そこのお前!お前だよ!これを読んでるお前だ!このままじゃ何も残せず死ぬぞ!選択肢は二つだ!このまま死ぬか!死ぬまで生きるか!

第63、64話

2016年1月8日 金曜日
apple musicで最新の洋楽(あえてこの言い方を使う)を聞いてるときにふと思った。俺は日本人なのだろうか。これは先日書いたタイ人のおばちゃんにタイ人っぽいって言われたこととは関係なく、アディダスのパーカーを着て、ニューバランスのスニーカーを履いて、ギャップのアウターを着て、海外で作られている音楽を聞く自分。と、書くよりも海外で作られたものに囲まれ日本的で土着的なものとは無縁に生活している自分に気づいた、と書くと分かりやすいだろうか。日本の四季、わびさびを感じる場面がほとんどなく日々過ごしているし、音楽を作っていても使うものはパソコンとエレキギターで、日本的な楽器や旋律を使うことは全くない。まあでも、今生きている2016年のこの日本が、俺にとっては間違いなく日本であり、俺は日本に生きていることは本当なようだ。

最後の登校。学校の授業を受けに千葉と東京を横断するのも今日で最後か、と思った。別にそこまで感傷的にもならなかった。

最後のゼミ、合評会。俺のゼミは発表の内容に統一性がなく、また「学問やってやるぞ!」みたいなアカデミックさもないので、他人の発表を聞いてる時間は苦痛だ。3〜5限と長かったので、最後ということを置いといても退屈だった。仕方がないね。

最後なので、もう会うことない人もいるのかなと考えた。多分結構いる。それもそれで仕方がない。一切のものは過ぎていくから。

終わって、同級生4人と後輩Yで鳥貴族で飲み会。年末のあれこれから色々話した。珍しく下ネタがえげつなかった。酒を飲んだテンションで話したので、振り返ると気持ち悪いので書けないが、男と女はやはり違う生き物で、この世のあらゆるものの中でも最悪なミスマッチだと思った。

俺は初めからオールする気で行ったが、もうなんか最後だしみんなでオールしようという流れに不思議となった。Gが合流し、店を変える。ここでの話題も楽しかった。湘南乃風純恋歌の好きな部分。俺は、「あれからずっと一緒だよなお前と俺」の二番の歌い出しの部分。忘れないための記録のために書くと、テーブルに置いてある100円のおみくじ、ウルトラソウル、ゼミメンバーの打順決め、心理テスト、創作心理テスト、創作なぞなぞ、ナダルリバースエボリューション…思い出すとこれくらい?うん、面白かった。もうこんな何の生産性のない、ひたすら楽しいことができるのって今のうちだけなのかな。

早朝いのこうを散歩。吉祥寺に通ってるといえど、あんまり来ることはなかった。これで学生のうちは最後かな。ゼミの仲間、気の置けない仲間ができて本当に良かった。大学生活で2年間一緒に何かをやった人って初めてかも。サークルも続かなかったし。

色々思うところはあったけれど、疲れてるしサクッと終わらすことにする。この日記は自分に向けて書いてるし。

帰って、寝た。昼起きる。予定はない。Tempalayのアルバム、とかを聞いた。良かった。曲を作ろうとしたけど、疲れてて出来なかった。煮詰まったから散歩した。

この辺にしとこう。

追記

シンセサイザーを買おうかと調べたら結構高い…

結果を出せない人間は何かと運や環境や周りのせいにする。しかしそれは断じて違う。俺は結果を出せない理由を知っている。結果が出ないのは、実力がないからだ。実力さえあればいくらでも結果を出せる。俺は、もっとすごいところへ行くよ。高いところでまた会おうよ。


第62話

今日は1日ずっと音楽作ってた
一曲できた、あとは歌詞を書いて歌を入れるだけ
自分では、ものすごく良いと思えるものができた
疲れたけど、すごく楽しい
作品は自分の子供のようなものだ
欠点だらけだけど、少ない美点で人の心を掴んでしまう音楽を作れたらいい




某バンドのボーカルと某人気タレントのスキャンダルがあった。バンド界隈に身を置いた経験から言うと、ああいう一見なよいバンドマンほど、実はめちゃくちゃチャラい。
バンドマンはチャラいのとチャラクないのとでかなり二分できると思う。



提出したぶりに自分の卒論を読んだ。
なかなか面白かった。
うぬぼれもいいところだが。



もう人を咎めるのはなるべくよそう。
誰にだって欠点はある。
咎めることはストレスになる。
残りの時間は笑ったり泣いたりすることに使おう。