第60話

思いつきで始めたブログも、もう60話。今気づいたけどなんと100話は誕生日近くになる計算だ。22歳になる。大事件だ。俺はもうすぐ22歳になるのか。

今まで、何か行動を起こす基準は、「やりたいか、やりたくないか」だった。だけど、大人になるということは、やりたくないこととも何とか折り合いをつけることだと思う。これからは、「自分にとってどう」ということと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上、「他人に対してどうあるべきか」もっと突き詰めれば、「社会を、世界を、どうしたいのか」を考えて行動しないといけない。

ま、リネンやコンタンやテツガクや難しいことはひとまず、もう40話ぶんくらいは少し横に置かせて欲しい。まだまだしたいことはするぞ。

昨日鏡で見た自分の髪型がダサすぎて、高校時代ソフトボール部で一緒だったミヤサカ(数々の伝説を残したいじられキャラ)みたいなペタンコおっさんヘアになっていたのに気づいた。耐えられなくなり、すぐに美容院の予約をして、今日行ってきた。

おれがいつもパーマをお願いするのは小さな美容院で、美容師と一対一の貸切のところだ。いつも小さな音量でハウスミュージックが流れている。美容院にありがちなボサノバとか流すのは嫌だという反骨精神からだそうだ。最近エレクトロも聞けるようになったので楽しかった。
パーマの待ち時間にポパイのバックナンバーまで出してもらい読み漁った。東京についての号が面白かった。まだまだ知らないお店とかいっぱいある。

2時間ほどでパーマしてもらった。帰り、知り合いが働いている古着屋に2軒寄った。靴下とパーカーを買った。

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帰って作曲。今作ってる曲は今週中にも出来そう。一曲目を作ることよりも、二曲目を作る方が難しい。このコードは前使ったしなーとか無駄に考えてしまう。誰もそんなとこ見てないのに。

友人とLINEでauの童話のCMの話題になり、俺はあのCMに常日頃から違和感を覚えているのだが、それがなぜかを考えた。起用されているタレントが好きではない以上に、あのCMはなんていうか俗っぽさの極みなのだ。いや、CMなんて俗っぽいものでしょ?なんて言われたらそれまでなのだが、そもそもauを使ってる人間は基本的にみんな俗っぽくて薄っぺらい。(完全なる偏見)。あ、あとはあれだ。これが多分一番の違和感なんだけど、日本の神聖なる童話を、著作権がないからといって俗っぽいタレントを使うことによって穢すな!それでいて電通だかなんだか知らないが制作側の「俺ら斬新で面白いことやってるでしょ?」みたいなドヤ顔が想像できてなんか腹立つ!前にも書いたけど、広告なんて本来邪魔なものなんだからもっと申し訳なさそうにしろクソ!ウンコ!

と、まあ熱く書いたけど、結構どーーでもいいんす。

追記
昨日書こうとして忘れたことを思い出した。
風呂から出てテレビについてたのがちょっと古い日本の映画に驚いた。
時代劇で、きらびやかないろんな色の着物を着た男女が宴会で野球拳をしてる場面なのだが、その色彩感覚がただものじゃなかった。一瞬でグッと惹きつける映像の力があった。
その後のシーンも何か分からない迫力と緊迫感があった。最近のペーペーなテレビドラマとは違う力がそこにはあった。
調べると、なんと深作欣二監督の「必殺4」という映画であった。はー。やっぱり巨匠と言われる人は馬力が違うなーと思ったのでした。

つまり、良いものは一瞬だけで人を惹きつける。そうじゃないものはいくら長い時間見ても変わらない。結局、第一印象が全てなのだ。最初に出会った時、あなたが直感で感じたものが全てなのだよ。