第50、51話

12月26日土曜日

朝からのつまらないバイトに耐え、すっかり疲れた。夜、高校の部活の先輩と飲んだ。問題児だった先輩がすっかり人の道を歩んでいた。今月で仕事を辞めること以外は。おごってもらった。ただの酒は何よりもうまい。ご馳走様でした。

12月27日日曜日 

Kと散歩。清澄白河へ行く。ウロウロしてたら見つけたブルーボトルコーヒーで、コーヒーとワッフルを食べた。レジで名前を伝えてコーヒー出来たら名前を呼ばれるシステムなのだが、「ミタライ」という偽名を使った。何故なら俺は御手洗財閥の御曹司だからだ。

ブルーボトルコーヒーは、下町にポツンとあって、外から内部が全て見渡せるガラス張りで、天井が高くて開けていて、木で出来た長テーブルと高椅子が置いてて、シンプルでかわいいマグカップがあって、お金ありそうなアメリカ人が沢山いた。
「おしゃれ」という言葉を一切使わないで説明してみた。「おしゃれ」だとか「すごい」だとこ「ヤバイ」だとかクソみたいな言葉だと思う。便利すぎて、頭が悪くなる言葉だと思う。

蔵前のカフェ。こちらもガラス張り。少し店内の壁が黒くて薄暗く感じた。木のテーブル。木のオブジェ。辛口ジンジャーエール飲んだ。洗練されるには洗練された場所行くことだなーと感じた。付き合う人間、触れるものの大切さ。人付き合いに、例えばバイト先の飲み会出ないとか、ゼミの飲み会出ないとか、付き合いがドライな人はある意味、自分を貫いている。

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なんだかすごい寒かったのでヒートテック買った。カレー食ってカラオケ行って会議してラーメン食って帰った。1日遊んだ。明日は、年内最後に遊ぶかもしれない。

状況を変えるには、たぶん、死ぬ気になるしかない。

楽しいで終わらせちゃいけない。

映画も、音楽も、カッコよくてセンスの良い人間がやるものだと思う。カッコよくならないといけない。

眠い。 年末は好きだ。


あ、今日から禁煙する。
ちょっと変わりたくなった。
追いかけるのはやめよう。
そうだ、ここにいよう。
君がここにたどり着くのを待っているよ。