第46話 福岡紀行、のようなもの 前編

旅行へ行ったことを、「なになにを見た」とか「どこどこへ行った」とかで終わらせることはしていけないと思う。それは消費者の視点だ。特に表現者を志す人間は、それではダメだ。旅行へ行く前と行った後では違う人間になっていないと意味がない。

でも、行ったとこ、考えたことをいちいち書く時間ないので、思ったことを思い出しただけ書く。

まず、一人で行動するのが死ぬほど好きだと気付いた。仲間とワイワイドライブするのも楽しいけど、知らない場所に行って一人心の中で自問自答を繰り返す時間がこんなに充実してるとは知らなかった。俺のような絶えず自分と会話してる人間は旅は一人で行くべき。

飛行機には年一回くらいでしか乗らないので、やっぱり勝手がわからん。搭乗ゲートだのなんだの。わからないのにわかるふりしようとする自分が可笑しかった。わからないことは素直に聞けばいいのに。

1日目昼、「食べまくるぞ〜!!」と意気込んで行った長浜のラーメン屋。有名なところがあるらしいので行ったら、店間違えた。美味しかったからよかったけど、目当ての店に行かないのも悔しいのですぐに入った。ビールも頼んだ。ビールはジョッキかと思ったら瓶で来た。結果、食べ過ぎて胃が破裂しそうになった。

1日目夜、中洲と天神の屋台で飲んだ。あ、の前にクリスマスマーケットでビール飲んだ。どこの売店の女の子もかわいらしかったので機嫌良かった。屋台1件目、兵庫から来た夫婦とかと飲んだ。船で移動するとか時間を無駄に贅沢に使う旅もいいよと言ってた。屋台のおっちゃんの笑顔がよかった。2件目、地元のサラリーマン3人と愛知から来たOLと飲んだ。陽気だった。飲み屋で知らない人と話す習慣つけたいなと思った。3件目、パブでしっぽり飲んだ。ホテルに戻った。

飲んだ。飲んだ。飲んだ。

気合い入れて書こうと思ったけど旅の疲れによる眠気とまだインプットした情報を脳が処理しきれてないので、続きは明日多分書く。