第42話 My Foolish Blue 制作日記3

雲ひとつない青空だった。こういう日はだれかにSky Is BlueだねってLINEしたくなる。しないけど。

今年最後の学校へと向かう。週一になって気付いたけれど、乗り換えがほぼないにしても家から学校の距離が遠い。よく通ったものだ。

三年生のゼミの教室に「こんちは〜」と言いながら入ったら女子たちになんか笑われた。卒論の合評会の振り分け。俺の卒論はGが読むらしい。やだなー。

ゼミ忘年会の鍋会。西友に買い出し。ハーゲンダッツの華もちを見つけたので勝手に買って食べた。紙皿と紙コップを買った時のレジの店員が声小さすぎて思わず「声ちっさ!」って言いそうになった。関西の芸人かおれは。

久々にふざけた。俺は家ではいつもふざけている。出かけるとき、家族にどこ行くのと聞かれたら、もうずっと「ほっかいど〜」と答えてる。思い出せないくらい前からそう答えて出かけてる。

夕方、鍋作って(もらって)食べて美味しかった。なぜ美味しいかは多分一緒に食べる人が良かったからだ。ここ1年でゼミほんと仲良くなったな。ゼミ長である俺の申し訳程度のスター性のおかげでもあると思う。白い鶏の鍋のおしゃれな言い方をマジで思い出せない。どっちかって言うとトマト鍋の方が美味しかった。3年のゼミ長が吉祥寺バウム、GとYがシャンパン買ってきてくれた。どちらも美味しかった。ありがとう。先生も色々ありがとう。

Oちゃんに聞いてもらうためにパソコンで最近録音した音源を持って行った。まだ曲の構成もできてないデモだ。先生に最近音楽作ってる旨伝えると流させられるハメになった。先生はクラシックしか聞かなそうだし、他のゼミ生も音楽分からない人ばかりだ。シューゲイザーとかサイケデリックとか単語の意味も分からないような人たちに音楽を聞かせるのはなんかすごい怖かった。が、聞いてもらうと、先生にはジョンレノンぽいとか、他はラフォーレで流れてそうとか、エンジェルボイスとか言ってもらえて嬉しかった。ここには照れずに書くけど、結構嬉しかった。

嬉しかったので、音源をサウンドクラウドに載っけた。


これでいつでも聞けるよ。

聞いてもらえば分かるけど、マイブラあたりのバンドにもろに影響受けてると自分では思ってる。題名はSoundtrackにした。映画のエンドロールで流れるような音楽にしたかった。

結構酒を飲んだ。またレギュラー3人で飲んでもあれだし、寝不足が続いてるので帰った。

帰って、新しい曲を作ろうとした。コード進行はなんとなくできてるけど、どういうアプローチにしようか迷ってる。多分アルバムの一曲目にする曲だ。

相変わらず機械に弱くガレージバンドが使いこなせない。

疲れたので、寝る。


追記

あ、パイタンだ。