第41話

新メンバーにWを加えての男日帰りドライブ旅第二回。

今回の車は携帯とかに繋ぐコードがなくて音楽流せなかった。FMラジオ流しても、大喜利始めてもなかなか盛り上がらない。なので、早めに音楽を手配することにした。方法は、どっかでCDを借りるか買うかすることくらいだ。

途中ブックオフに寄ってCDを買うことにした。安くて良さそうなやつを選んでたら30分くらい経っていた。アホなタイムロスだ。

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私が選んだのはこれ。堂本剛のアルバムかっこよかった。

音楽を流すことにより話が弾んだ。会話は、アホな人ほど得するよね〜ってことだ。アホな人ほど何も考えず向こう見ずに行動に移せる。迷惑がかかるとかあんまり考えずにガンガン行く。そして友達が増える。例えばナオトインティライミとか。茶道のKは中々アホなことが判明した。アホというのは決して単なる悪口ではなく、愛着を込めた呼び方である。文化系は損している。

日光に着く。いろは坂を登る。「人がまばら」とは、このことかというほど人がいなくて活気がなかった。平日だし、紅葉も落ち着いて、雪も降っていないからなのか。しかし哀愁があって良かった。戦場ヶ原に行った、写真を撮った。

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傾きかけた陽が反射した中禅寺湖は、きれいだった。山の上な分だけ、東京や千葉よりも少し太陽に近いんだなと感じた。

小学校の修学旅行ぶりに華厳の滝を見た。自然の造形物の驚異的な力を感じた。と、書いておくとかっこいい気がするので書いておく。集合写真を撮ってくれた青年がさわやかだった。外国人が団体でたくさん来ていた。この滝を見て何を思うんだろう。

超新塾のアイクの「ポコチンドラム」をyoutubeで皆に見せた。くだらな過ぎてめちゃくちゃ笑った。何度見てもあの発音の良さとファンキーさに笑う。

東照宮に行ったが、営業時間が過ぎてて中に入れなかった。入口まで行った。入口だけなのに、凛とした空気はきちんと感じた。自分たち以外誰もいない東照宮の入口にいるのが不思議だった。古い神社の樹はどうして、どれもこれもかっこいいのだろう。厳かという言葉がしっくり来る場所だった。

帰りの車で、音楽を止めてストックしていた怖い話をみんなに聞かせた。そこから全員のありとあらゆるオカルト話が止まらなかったので、とんでもない空気になった。今日は布団から足を出して寝られなそうだ。ゾクゾクして良かった。まあ、幽霊や宇宙人には、出くわしたとしても人と接するのと同じように敬意を持たないといけない。

SAで休憩後、帰りの道は下ネタ系の心理テストとかで盛り上がった。

今日の運転はウインカーとワイパーを一回しか間違えなかった。成長の証だ。

食べた。行きのSAでカツ丼、戦場ヶ原でおしるこ、帰りのSAで一風堂のラーメン。

メイプル超合金にM1以来ハマってる。

池袋着。山に登った後の帰りの首都高から見た東京のビル群が、なんだか嘘みたいで、やはり世界的な都市で、とんでもない場所なんだと思った。とんでもなく楽しくてとんでもなく下らない場所なんだと思う。

一軒め酒場で締めた。来月もドライブ行くこと、Wがお遍路に行くことがスポッと決まった。楽しみである。

美しくありたいと思う。太ってハゲたら殺してほしいと思う。そう思うにしては今日は食べ過ぎた。飛べない豚になってしまう。