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第35話 人の話を聞けの話


風が強い日。風が窓をガタガタ鳴らす音で起きた。タバコ吸いに外に出たら、生ぬるい風だった。拍子抜けした。妙な感じで暖かかった。冬は寒いということでこちらの準備もできているので、寒くて良い。それと同じで、キムチは辛くていい。お化け屋敷は怖くていい。劇場版のドラえもんは、泣けるでいい。

電車でアイフォンのガレージバンドという音楽を作るアプリで遊んだ。これがすごくて、ドラムもギターもピアノも全部演奏してくれる。ついに楽器を弾けなくても音楽が作れる時代になった。そうなったときに、何が作品の質を左右するかというと、センスだ。センスを磨け!磨け!磨け!磨け!磨き残すな!

学校。卒論終わりシーズンということで、同じ学科の知人とやたらと会った。

ゼミ、卒論、終わる、出す。

軽い打ち上げも兼ねてもんじゃ屋へ行った。まあ5週連続で飲んでるので、もはやルーティンワークだ。今日はレギュラーの男3人と準レギュラーの女3人だった。一杯目のビールが格別に美味かったのだが、あれは多分、卒論出したからだ。お好み焼きももんじゃも美味かったな。店員のおっさんがごつくて優しくて、北海道の山奥に住んでそうだなと思った。もんじゃ屋のトイレが面白いと話題になったので、行ったら、「あーなるほどね」と思った。手洗うとこのまわす部分が亀だった。竹みたいのから勢いよく水がながれた。これは、何の暗示なんだろうなと思った。一週間に二度、ダンサーのOから宇宙人に会った話と沖縄の怖い話を聞くとは思わなかった。その話から金縛りの話と、うつ伏せと仰向けの話に発展していたのが可笑しかったな。

もんじゃ屋から移動する途中、商店街でKが看板にいきなりぶつかっていた。完全なる不注意だ。思い出すと、クスッと来る。

ハモニカのてっちゃん二回目。青島ビールと二階堂お湯割。目合わせたら死ぬゲームという字面的に物騒なゲームをしたせいか、空気が殺伐としていた。6人集まると、共通点が「バーミヤンに行ったことがある」くらいしかないということがわかった。このテーマで20000字書ける気がした。

飲み会用に、怖い話とクイズをストックしておこうと決めた。

準レギュラーの女が3人いたので、締めに甘いもの食うという流れになった。クレープ食いたいらしいが、どこも閉店してしまったらしい。俺は「クレープ屋ヨドバシになかったっけ」と少なくとも2回は言った。誰も聞いていなかった。

甘いものを求めて午後9時の吉祥寺をウロウロする男女6人。他人のリュックを肩から外したり、ゴミをフードに入れたりして遊んだ。どんな遊びよりも楽しい。閉店したたこ焼き屋の店員がレジに腰掛けて足をプラプラさせていた。油断しすぎだ。

シュークリームとワッフルを食った。その後、クレープ屋を諦めきれないらしい人たちがヨドバシにクレープ屋がある情報をようやく見つけた。やれやれ。俺は三回は「ヨドバシになかったっけ」って言ったぜ。

そしてクレープ食べました。結果、甘いものをたくさん食べたので、良しとします。

なんか仲良しブログみたいになるのは気持ち悪いし、明日早いのでこの辺にしとく。

毎日ブログで、うだうだ書いてる甲斐あって作詞の依頼がきた。悲しい歌作ってほしいらしい。俺の人生の悲しい部分を絞り出しその残りカスみたいな詞になればいい。
 
明日も面白いことが起きればいい。