第28話

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「あったか効果◎」ではあったかすぎて、快適すぎて、マジで布団から出れないので、「あったか効果◯」で寝た。そこそこあったかった。その甲斐あって寝坊した。

電車の中でアルコ&ピースのラジオ聞いてた。勢いがある。酒井の川崎ゴッサムシティの話は面白かった。川崎こええ。

ゼミ。ついにクライマックスが始まった感じ。来週卒論を提出する。なんだかゼミ合宿からすごくあっという間だったな。思い返すとゼミ合宿すげえ楽しかった。もうあんなタラタラ過ごす合宿経験できないのかな。戻りたいなあ。時間を自由自在に行き来できる能力身につかないかなあ。5000円くらいでその能力買えないかなあ。

毎週飲んでる人たちと三人で今週も飲む。今週で休みを挟んで4週目のんだことになる。だんだんと気の置けない仲になっていく実感がある。

天下一品でこってりラーメンと高菜ご飯を頼んだ。こってりした豚骨のスープが、良い意味で麺にまとわりつく感じだ。とても美味しかった。高菜ご飯にスープをかけて食ったがこれも絶品だった。日本に生まれて何が幸せかというと、それほど高いお金を出さずに、存分に美味しいものを味わえることだ。それが一番幸せだと思う。スープを飲むと丼の内側に「明日もよろしくお願いします」みたいなこと書いてあった。毎日でも食べるくらい好きなラーメンだが、こんなの毎日食ってたらすぐ死ぬだろ。

HUBのハッピーアワーで飲んだ17時から、20時半くらいまで。結構いたな。それくらい話せるのだから、三人は波長が合うのだと思う。店内では俺の好きなUKの音楽が流れている。どうせ誰も知らないから、あまり反応してもらえないし、普段は音楽好きを過度にアピールしないのだけれど、OasisとかクーラシェイカーとかKasabianとか最近のだとPEACEとか流れるものだからテンションが上がった。好きなものをまっすぐに好きと言えることができればいいのにな。

小説やお笑いとか文化の話をして盛り上がるのは、人の噂話で盛り上がることの30倍は楽しい。

帰って、ディカプリオ版の映画グレートギャッツビーを見た。この監督の作品を見たのは初めてだが、良く言えば個性的な、悪く言えば癖のある作風の人なんだなあと思った。1974年版の地味な演出を過去に見たこともあって、ファンタジックなまでに華美な演出や、現代風な音楽を用いることに初め違和感があった。だが、この時代の派手でむちゃくちゃとも言える贅沢を描写するために、制作側がこのファンタジックな監督を選んだんだと納得した。元々の小説のグレートギャッツビー自体が、失われた時代の喪失感という退廃的な面と、男の悲恋という切なさを描いてる点、胸が締め付けられるものがあって、物語としてかなり面白いので、原作にかなり助けられてるなと思って見ていた。

ネルネルネルネ。

追記

良い映画も本も音楽も、良い言葉も、良い人間関係も、受け取る側の準備が出来ていれば自然と向こうからやってくるものだと信じている。

バンプオブチキンorbital periodというアルバムを再び聞きたくなってきた。好きな曲はメーデーと飴玉の歌だ。部屋から探し出す。