第21話 ふざけんじゃねえぞこの野郎

Amazonから村上龍の「限りなく透明に近いブルー」が届いた。ラリっている。ヤリまくっている。刹那的な文章が好きだ。村上春樹も「風の唄を聴け」が一番好きだ。風が吹けば飛んで行ってしまいそうな若くて儚い日々を描いている点が似ているし、好きだ。俺の日常も多分、簡単にどこかに飛んで行ってしまう。

週一の学校。ゼミ。最近のゼミは本当に面白くない。早く飲みたくてウズウズしてしまう。今日の飲み会は女が来なかった。

なので男だけで飲んだ。男。男。男。ボーイミーツガールで世界は回る。むなしいときもあるが、男に生まれてよかったと思う。トレインスポッティングファイトクラブやチャイナタウンを本当の意味で楽しめるのも男だけだ。この映画の羅列は謎だが、そういうことだ。

ハーモニカ横丁で一軒ずつ焼酎を飲んだ。呑んだくれたかった。何故なら男だけだからだ。女がいれば相当楽しかったが、男だけでも相当楽しい。結論としては全て楽しい。水タバコを吸ったらちょっとクラクラしてきてラリってる感じになった。トレインスポッティングの影響だと思う。何かと馬鹿にされがちだが、影響されやすい人間で良かった。

作家になりたい。今抱えてる不満や怒りを全て物語にしたい。今の俺が書くなら、普通の青年がいかに最高の女を抱くかという物語だ。ナンパの方法論みたいなつまらないことは書きたくない。ただ反発心を書きたい。青年は色々頑張るが、物語の最後で思い切り挫折させてやりたい。

もっと勝手に生きたい。勝手に人と接したい。いくらウザがられても、好きな人には好きと言いたい。

3日連続で焼酎のお湯割を飲んでるので勝手な文章を許してほしい。