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2015年11月24日

風邪を引いた。風邪を引いて何が悪いって、ただただしんどいことだ。

 

少し音楽の話をさせてほしい。俺は中学のときずっとイギリス人になりたかった。野球部で坊主頭の少年だったが、いつかはイギリス人になれると信じていた。そしてオアシス、ブラー、ザ・ヴァーヴ、コールドプレイ、アークティックモンキーズ、フランツフェルディナンド、レディオヘッド、トラヴィスなんかをずっと聞いていた。同級生がオレンジレンジとか、GReeeeNなんかを聞いてる中、ずっと聞いていた。

 

それからいろんな音楽や映画に出会い、憧れる対象もコロコロ変わった。あれから7,8年くらい。なぜか知らないが、あの頃の気持ちが徐々に蘇ってきた。多分「トレインスポッティング」を見たことがきっかけだ。イギリスの不良は日本の野暮ったい不良と違ってかっこいい。何もかも様になる。アディダスのスニーカーを履いてあれだけ様になる不良は多分他の国籍の人間には無理だ。

 

イギー・ポップのLust For Lifeを毎日聞いていることと、知らないうちにapple musicのライブラリも今やUKのバンドがほとんどだ。Primal ScreamのBeautiful Futureってアルバムがとにかくかっこいいし、最近のバンドだとTelegramやThe Bohicasなんかもめちゃくちゃかっこいい。

イギリス人の、あのスタイリッシュだけどひねくれてて、皮肉の効いたメロディは一体どこから生まれるんだろう?7,8年いろんな人と出会い、年相応の色んな経験をした上で言える。俺は坊主頭で白球を追いかけたころとなんにも変わっちゃいない。イギリス人になりたい。それもデーモン・アルバーンやピート・ドーハティみたいなスタイリッシュで知性のある不良のイギリス人になりたい。

 

映画を見るのも音楽を聞くのも、おたくになりたいわけじゃない。目的は一つだ。憧れたいんだ。

 

バイトまで暇だったので、録画した「月曜からよふかし」と、和田ラヂヲの聞くラジオをきいていた。「よふかし」でハロウィンの渋谷や六本木でではしゃぐ人と、その人たちをdisる人が出てた。「へ〜」と思って見ていたが、評論家気質にツッコむことだけはよしたい。評論家になるのではなく、評論家に評論されて嫉妬される側でいたい。

 

バイトへ向かう道中又吉の「火花」を少し読んだ。少ししか読んでいないが、たしかに面白かった。又吉の内面はかなり暗いと思う。暗いけど面白いことが死ぬほど大好きな人なんだと思った。あと、一人でいることも誰かといることも同じくらい大好きなんだろうなあと感じた。本当にマジで勝手にだが、共感した。

 

今日のバイトは研修生を教えるトレーナーだった。人にものを教えるのは苦手だと思ってたが、実はそうでもない気がした。とても楽しかった。昔バイト先の創立25周年かなんかで貰った赤のボールペンを、赤ペンを失くしたという研修生にあげた。25周年のときそこにいなかったはずの人間がそのボールペンを持っているのが、なんかミステリーじみてて面白い気がしたから。

 

明日からの3日間は楽しみ。きょうのところはこれで。