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第100話 最終話

12月から始めた卒業制作、全4曲の録音が終わった。青さ全開の詞と曲で、22年間もの長すぎるモラトリアムの締めくくることができる。思えば下らなくて、ほとんどのことは忘れていて、それでも輝いた日々だったんだと思う。

100日分書いたこの日記も今日で終わりたいと思う。100話で終わりにすることはたしか80話のときくらいに決めていた。終わるときは、あまり人気が出なかった漫画の連載が突然終わるときみたいに唐突に終わりたいと思った。まあ、あれだ、飽きたんだ。

22歳になるまでの3ヶ月間と22歳になってからの数日。俺はどこにでもいる大学生だった。卒論を書き上げ、友達と遊んで、バイトした。悶々とした生活から抜け出すべく、一度辞めた音楽を再び始めた。音楽を作ることで自分と少しは向き合えた思う。新しい自分を知って、忘れていた自分を思い出した。完成した4曲を聞いていると、自分でも意図しない自分の表情が見えるような気がすることがある。

この3ヶ月間の記録が、このあとの自分の人生にとってどうあるかはまだ分からない。もしかしたら数十年後に読んで励まされるのかもしれない。先のことは分からない。

でもやはり過去のことよりも、未来のことよりも、ずっと大切なことは今自分が幸せかどうかであって、それを考えてみれば、この日記を終えた今の自分はすごく良い状況にいる。ワクワクして、自分の中の一つの期間を締めくくることができて嬉しい。

これでこの日記は終わりです。読者の皆、ありがとう。「ブログ面白いね」と言ってくれた人、実はこっそり読んでた人、俺はあなたが愛おしいです。俺が書いた文章が、あなたの生活に少しでも寄り添うことができたなら、とても嬉しく思います。


第99話

以前少し参加していたサークルの友人と先輩と飲む約束だった。先輩は仕事で遅いみたいなので友人と下北沢に繰り出した。

古着の安さに驚いた。ジーンズを一着買った。いつまで古着を着られるんだろうか。20代前半までは許されるだろう。落ち着いてまた買いに行きたい。古着の魅力はまず安さだ。あとは個性的なデザインだ。

結局先輩は残業で来られないみたいなので友人と二人渋谷でチャーハンを食べ、せっかくだから思い出作りにと六本木ヒルズまで歩いて展望台に登った。東京の夜景は光り輝いていて、ここに人がたくさんいるんだよと、都会という字を辞書で引いた説明を聞いているようだった。人工の光がまるで誰かの作り物みたいで「嘘みたいだな」と言った。

帰宅した。心地いい疲労感の中眠ろうとしている。

美しくなりたいと思う。美しくない人生なんてゴミだと思う。とすると、今の人生はゴミみたいなものかもしれない。少しでも早く抜け出そう。話はそれからだ。

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第98話

22歳になった。タバコを吸った。

本格的に詩を始めようと思う。昔の詩のことも今の詩のこともよくわからない。まずは今、どんな詩が生まれているのか知ろう。明日本屋さんで雑誌を買いに行こう。

親父の還暦祝いに近くの料亭でしゃぶしゃぶを、食べた。日本酒をあげた。姉は靴下をあげていた。親父、嬉しそうだったな。気分が良くて酒を三杯飲んだ。美味しかった。

昨日、ライブを見に行った影響から、DJをやりたくなった。音楽を流すだけなので、作ることよりも敷居が低いと思うので多分できる。機材を買って音源を揃えればできるみたい。アゲアゲなクラブイベントは性に合わないので、ちょっと暗めだけど揺れながらお酒が飲めるDJをしたい。

ライブすることも考えて機材を色々揃えなきゃいけないが、働き出せばお金は多分大丈夫だろう。良いタイミングで始めることができる。

22歳。詩とDJ。やりたいことが二つも見つかって幸先がいい。ワクワクして始められる。この世界は多分面白い。

第97話

とても寒い一日だった。

お昼ご飯に駅前のなか卯に行った。実は初めて行った。鴨そばが美味しかった。店員さんも気持ちよく働いてた。

新代田にライブを見に行った。若い女の子がいっぱいいた。うらやましかった。早くライブしたいなと思った。久々にライブハウスでライブを見た。リハビリにはもってこいの内容だった。早くライブをしよう。

帰った。気づいたら22歳になってた。少し受け入れがたい。この一年は追い込む。

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第96話

前回が嘘のようにうたどりが上手くいった。嬉しい。

夜、Mにギターを返すがてらワインとホッピーを飲んだ。帰ってボンベイを飲んだ。久々に酔っ払って気持ちいいと思った。サイケデリックロックを聴きながら眠る。

痛みと快感は表裏一体。

第95話

親父の還暦祝いの酒を買いに丸の内に行った。ネットで調べた酒屋はどうやら移動してるようだった。ネットの情報なんて何も当てにしてはいけないなと思った。無駄足にするわけにはいかないので東京駅の酒屋で良さげな日本酒を買った。自分用のボンベイも買った。青いガラス瓶がきれいだ。

通りがかったチュロス屋の店員とカフェの店員がかわいかった。バンド名を決めるための手掛かりとして丸善の洋書コーナーに行った。科学の本とか文学とか画集の本から気になる単語をピックアップした。

映画を見て帰ろうとも思ったけど酒が重くて歩くだけで軽い筋トレなので帰ることにした。疲れた。

帰って"Soundtrack"という曲のギターを録り終えた。明日Mにギターを返す。思い残すことは多分ない。

ダラダラ音楽を聴いた。音楽の趣味は昔からさほど変わっていない。自分がそうなので、盛り上げようとしてくる曲よりも内側で耐えず考えてるような曲の方が好きだ。

スピリュアライズドを久しぶりに聞いたらかなりはまった。目に見えない影響をかなり受けている。

バンド名をマグリットの名前から、RENEに決めた。バンド名は、RIDEとかBlurみたいなひと単語できれば四文字、文学とか芸術の香りがするもの、恥ずかしくないもの、と思っていたのでピッタリだ。

メンバーがいないながら早速ツイッターのバンドアカウントを作り、普通のアカウントで紹介したけど誰もフォローしてこない。これは仕方がないな、と素直に思った。誰も基本的には他人に興味はない。俺だってそうだし。まあ、好きで地道に続けていければきっと良いことある。

普通のアカウントをフォローしてる人たちは置き去りにしてどんどんさきに進みたい。

何か書こうとしてたことがあったけど忘れた。


第94話

疲れている。

疲れているときにやってしまいがちなことを何かとしてしまう。タバコを吸いまくる、コーヒーを飲みまくる、飲み物飲みまくる、食べまくる。。。どれもこれも疲れを忘れるためにやることだ。

バイトが終わって恒例のコロッケそばを食べに行った。いつ行ってもうまい。

帰りの電車でやたらオカルト系のサイト見てた。これも疲れたときにやってしまいがちなことだ。

帰ってお好み焼き食った。だらだらすごし、寝る。

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